自転車は自由なのりもの
- ナガオカ
- 10月10日
- 読了時間: 2分

岡山の自転車店&Bicycleです
お客さんからカスタム依頼で預かった自転車。
雨の日にも風の日にも酷暑の日にも通勤で使われている自転車だそうです。
酷使しているとは思えないほど綺麗な状態で日頃のお手入れがうかがえます。
ただ、自転車はどうしても転倒してしまったり、雑に扱われたりしてフレームに傷が付きやすいので傷は避けては通れないところ。
この手入れが行き届いた自転車もよくみると傷を補修した跡が見えます。全く同じ色ではないのですが、これはこれで自分だけの自転車感があって良いなと思いました。

色合わせはなかなかできないにしても似たような色で補修してみたり、全然違う色を使って目立たせてみるのも面白いかも。
日本では金継ぎと言って器の補修をして繋ぎ目をあえて金で塗るなんて技法もあるので、元来補修して長く使うとか、補修を愛でるとかの土壌がある気がします。
傷がついたままの自転車もいいですし、補修した跡が見える自転車もいい。自転車は使う方の個性が表れる自由なのりものなのが素敵なんだと思いました。
ただ傷がつくのはいいけれど、埃や泥や水滴などは拭き取って清潔に保つことはオススメしています。
&Bicycleでは”トーキョーバイクの洗車”をしています。2〜3日お預かりになりますが、洗剤を使って水洗いをして、フレームの艶出し、チェーンの洗浄注油等を行います。
新車のようにはならないけど、買った時の気持ちを思い出して、新たな気持ちで走り出すことができると思いますのでぜひご利用ください。
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